日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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UNIQ(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル UNIQ(1)
名称
uniq -- ファイルの繰り返される行を報告するか、またはフィルタリングする
書式
uniq [-c | -d | -D | -u] [-i] [-f num] [-s chars] [input_file
[output_file]]
解説
uniq ユーティリティは、隣り合う行を比較して指定された input_file を読みこ
み、各ユニークな入力行のコピーを output_file に書き込みます。input_file
が単一のダッシュ (`-') であるか、または指定されないなら、標準入力が読み込
まれます。output_file が指定されないなら、標準出力が、出力のために使用さ
れます。同一の隣り合う入力行の 2 番目と次のコピーは、書き込まれません。入
力の繰り返される行が隣り合っていないなら、それらは、検出されないので、最
初にファイルをソートする必要であります。
次のオプションが、利用可能です:
-c, --count
入力に現れる行の回数のカウントを各出力行の前に置き、単一の空白が
続きます。
-d, --repeated
入力の繰り返される各行の単一のコピーを出力します。
-D, --all-repeated [septype]
繰り返されるすべての行を出力します (-d に似ていますが、繰り返され
る行の各コピーが、書き込まれます)。オプションの septype 引数は、
どのように、出力の繰り返された行のグループを分離するかを制御しま
す。それは、次の値の 1 つでなければなりません:
none 行のグループを分離しません (これは、デフォルトです)。
prepend 行の各グループの前で空の行を出力します。
separate 行の各グループの後で空の行を出力します。
-f num, --skip-fields num
比較を行うとき、各入力行の最初の num フィールドを無視します。
フィールドは、空白によって隣り合ったフィールドから区切られた空白
でない文字列です。フィールドの数は、1 に基づきます、すなわち、最
初のフィールドは、フィールド 1 です。
-i, --ignore-case
行の大文字と小文字を区別しない比較。
-s chars, --skip-chars chars
比較を行うとき、各入力行の最初の chars 文字を無視します。-f,
--unique オプションとともに指定されるなら、最初の num フィールド
の後の最初の chars 文字は、無視されます。文字の数は、1 に基づきま
す、すなわち、最初の文字は、文字 1 です。
-u, --unique
入力で繰り返されない出力行のみ。
環境変数
LANG, LC_ALL, LC_COLLATE と LC_CTYPE 環境変数は、environ(7) に記述される
ように uniq の実行に影響します。
終了ステータス
ユーティリティ uniq は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了し
ます。
使用例
次の内容で cities.txt と名前が付けられたファイルを仮定します:
Madrid
Lisbon
Madrid
次のコマンドは、同一の要素が隣接していないので、3 つの異なった行を報告し
ます:
$ uniq -u cities.txt
Madrid
Lisbon
Madrid
ファイルをソートし、同一の行の数をカウントします:
$ sort cities.txt | uniq -c
1 Lisbon
2 Madrid
ファイル cities.txt のための次の内容を仮定します:
madrid
Madrid
Lisbon
大文字と小文字を区別することを無視して、繰り返し行を表示します:
$ uniq -d -i cities.txt
madrid
上記と同じですが、繰り返された行の全体のグループを表示します:
$ uniq -D -i cities.txt
madrid
Madrid
すべての行の最初の文字を無視している同一の行の数を報告します:
$ uniq -s 1 -c cities.txt
2 madrid
1 Lisbon
互換性
歴史的な +number と -number オプションは、推奨されませんませんが、この実
装で、まだサポートされています。
関連項目
sort(1)
規格
uniq ユーティリティは、Cor. 1-2002 によって改正されるように IEEE Std
1003.1-2001 (``POSIX.1'') に適合しています。
歴史
uniq コマンドは、Version 3 AT&T UNIX で登場しました。
FreeBSD 12.2 June 7, 2020 FreeBSD 12.2