日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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CPUSET(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル CPUSET(1) 名称 cpuset -- プロセッサのセットを設定する 書式 cpuset [-l cpu-list] [-n policy:domain-list] [-s setid] cmd ... cpuset [-l cpu-list] [-n policy:domain-list] [-s setid] -p pid cpuset [-c] [-l cpu-list] [-n policy:domain-list] -C -p pid cpuset [-c] [-l cpu-list] [-n policy:domain-list] [-j jail | -p pid | -t tid | -s setid | -x irq] cpuset -g [-cir] [-d domain | -j jail | -p pid | -t tid | -s setid | -x irq] 解説 cpuset コマンドは、プロセッサのセットをプロセス、プロセッサとメモリドメイ ンの与えられたセットまたはリストに強制された実行コマンドを割り当てるため に、そして、プロセッサのバインド、メモリのバインドとシステムのポリシ、 セット、と利用可能なプロセッサとメモリドメインに関する情報を問い合わせる ために、使用することができます。 cpuset は、変更するかまたは問い合わせるターゲットを必要とします。ターゲッ トは、コマンド、プロセス ID、スレッド ID、cpuset ID、IRQ、JAIL または NUMA ドメインとして指定されます。-g を使用して、ターゲットのセット ID ま たはマスクは、問合わされます。-l または -s を使用して、ターゲットの CPU マスク、またはセット ID は、設定されます。ターゲットが指定されないなら、 cpuset は、それ自体を操作します。操作とターゲットのすべての組み合わせがサ ポートされるというわけではありません。例えば、利用者は、既存のセットの ID を設定できませんし、同時に、コマンドの問い合わせと開始をすることはできま せん。 各プロセスに適用可能な 2 つのセットとスレッド毎に 1 つのプライベートマス クがあります。システム中のあらゆるプロセスが、cpuset に属しています。デ フォルトで、プロセスは、セット 1 で開始されます。マスクまたは ID は、-c を使用して問合わされます。また、各スレッドには、割り当てられたセットの部 分集合でなければならない、それで実行することができる CPU のプライベートマ スクがあります。そして、最終的に、不変である、ルートセット、番号付された 0 があります。この最後のセットは、システムのすべての指定できる CPU のリス トであり、-r を使用して問合わされます。 ほとんどのセットは、NUMA メモリドメインとポリシ情報を含みます。-g で、こ れを検査することができ、-n で設定することができます。これは、NUMA ドメイ ンがプロセスに見えて、匿名のメモリとファイルページが最初のアクセスで格納 されるところで影響するかを指定します。他のプロセスによって最初にアクセス されたファイルは、矛盾したポリシを指定できます。 コマンドを実行するとき、-s で指定されたセットに結合し、そうでなければ、新 しいセットが作成されます。さらに、コマンドのためのマスクは、-l を使用して 指定されます。-c とともに使用されるとき、マスクは、スレッドのためのプライ ベートマスクよりむしろ供給されるか、または作成されたセットを変更します。 オプションは、次の通りです: -C 新しい cpuset を作成しそのセットにターゲットプロセスを割り当 てます。 -c 要求された操作は、ターゲットの指定子を通して利用可能な cpuset を参照するべきです。 -d domain 操作のターゲットとして NUMA ドメイン ID を指定します。各番号 付けられたドメインで、明らかな cpu を問い合わせるためにだけ にこれを使用することができます。 -g cpuset は、有効な CPU のリストか、-i を使用してターゲットの ID のいずれかを印刷 (表示) します。 -i -g オプションと共に使用されるとき、ターゲットの有効なマスク よりむしろ ID を印刷 (表示) します。 -j jail 操作のターゲットとして jail ID または名前を指定します。 -l cpu-list ターゲットに適用するために CPU のリストを指定します。指定 は、範囲のための '-' によって分離された数と個々の数を分離す るためのコンマを含みます。``all'' の特別なリストは、ルート セットからのすべての CPU を含むリストの場合に指定されます。 -n policy:domain-list ターゲットに適用するドメインと割り付けられたポリシのリストを 指定します。範囲は、-l であるように指定されます。有効なポリ シは、first-touch (ft), round-robin (rr), prefer と inter leave (il) を含みます。first-touch は、メモリが利用可能なと き、ローカルなドメインで割り付けます。round-robin は、その時 点ですべての可能なドメインページに交代します。prefer ポリシ は、セットで単一のドメインだけを受け付けます。セットの親は、 優先されたドメインが利用可能でないなら、調べられます。インタ リーブは、実装定義されたストライプの幅で round-robin のよう に、動作します。ポリシに関する詳細については、domainset(9) を参照してください。 -p pid 操作のターゲットとして pid を指定します。 -s setid 操作のターゲットとしてセット ID を指定します。 -r 要求された操作は、ターゲットの指定子を通して利用可能なルート のセットを参照するべきです。 -t tid 操作のターゲットとしてスレッド ID を指定します。 -x irq 操作のターゲットとして IRQ を指定します。 終了ステータス ユーティリティ cpuset は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了 します。 使用例 CPU 0-4 を含めて新しいグループを作成して、それで /bin/sh を実行します: cpuset -c -l 0-4 /bin/sh <sh pid> で実行することができる CPU のマスクを問い合わせます: cpuset -g -p <sh pid> グループがまだ CPU 0-4 で実行することができる間に、CPU 0 と 2 で実行する ために /bin/sh を制限します: cpuset -l 0,2 -p <sh pid> CPU 0 と 2 に制限するために /bin/sh が属する cpuset を変更します: cpuset -l 0,2 -c -p <sh pid> 残りをアイドルのままにして、最初の 4 つの CPU だけを含むようするためにデ フォルトで cpuset のすべてのスレッドを変更します: cpuset -l 0-3 -s 1 /bin/sh が含まれる、cpuset の ID を印刷します: cpuset -g -i -p <sh pid> 次のように設定された、他の pid でそれを管理できるように、指定された cpuset setid に pid を移動します: cpuset -s <setid> -p <pid> CPU 0 と 2 に制限される新しい cpuset を作成し、pid を新しいセットに移動し ます: cpuset -C -c -l 0,2 -p <pid> 関連項目 cpuset(2), rctl(8) 歴史 cpuset コマンドは、FreeBSD 7.1 ではじめて登場しました。 作者 Jeffrey Roberson <jeff@FreeBSD.org> FreeBSD 12.1 July 3, 2018 FreeBSD 12.1