FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | 終了ステータス | 互換性 | 関連項目 | 規格
JOIN(1)                 FreeBSD 一般コマンドマニュアル                 JOIN(1)

名称
     join -- リレーショナルデータベースのオペレータ

書式
     join [-a file_number | -v file_number] [-e string] [-o list] [-t char]
          [-1 field] [-2 field] file1 file2

解説
     join ユーティリティは、指定されたファイルの ``equality join'' (等式結合)
     を実行し、結果を標準出力に書き込みます。``join field'' (結合フィールド)
     は、ファイルが比較される各ファイルのフィールドです。各行の最初のフィール
     ドは、デフォルトで使用されます。同一の接合 (join) フィールドがある file1file2 の各ペアの行のための出力で 1 つの行があります。各出力行は、結合
     (join) フィールド、file1 の残りのフィールド、そして file2 の残りのフィー
     ルドから成ります。

     デフォルトのフィールドの区切り記号は、タブと空白文字です。この場合に、複
     数のタブと空白は、単一のフィールド区切り記号としてカウントし、先導してい
     るタブと空白は、無視されます。デフォルトの出力フィールドの区切り記号は、
     単一の空白文字です。

     多くのオプションは、ファイルとフィールド番号を使用します。ファイル番号と
     フィールド番号の両方は、1 に基づきます、すなわち、コマンド行の最初のファ
     イルは、ファイル番号 1 であり、最初のフィールドは、フィールド番号 1 で
     す。次のオプションが利用可能です:

     -a file_number
             デフォルトの出力に加えて、ファイル file_number のペアにできない行
             ごとに 1 つの行を生成します。

     -e string
             空の出力フィールドを string と置き換えます。

     -o list
             -o オプションは、一致している結合 (join) フィールドで行ごとに各
             ファイルから出力されるフィールドを指定します。list の各要素には、
             形式 file_number.field のいずれかがあります、ここで、file_number
             は、ファイル番号であり、field は、フィールド番号、または形式 `0'
             (zero) であり、接合 (join) フィールドを表しています。リストの要素
             は、コンマ (`,') または空白類で区切られなければなりません。(後者
             は、シェルからそれを保護するために引用することを必要とするか、ま
             たは、より簡単なアプローチは、複数の -o オプションを使用すること
             です。)

     -t char
             入力と出力の両方ためのフィールドのデリミタ (区切り文字) として文
             字 char を使用します。1 行の char のすべての発生は、重要です。

     -v file_number
             デフォルトの出力を表示しませんが、ファイル file_number のペアにで
             きない行ごとに 1 つの行を表示します。オプション -v 1-v 2 は、
             同時に指定することができます。

     -1 field
             file1field 番目のフィールドを結合 (join) します。

     -2 field
             file2field 番目のフィールドを結合 (join) します。

     デフォルトのフィールドデリミタ文字が使用されるとき、結合 (join) される
     ファイルは、結合 (join) されるフィールドに関して、-b オプションを使用し
     て、sort(1) の照合順序で順序付けされるべきです、そうでなければ、join は、
     すべてのフィールドの照合を報告しません。フィールドデリミタ文字が -t オプ
     ションによって指定されるとき、照合順序は、-b オプションなしの sort(1) と
     同じとなるべきです。

     引数 file1 または file2 の 1 つが `-' であるなら、標準入力が使用されま
     す。

終了ステータス
     ユーティリティ join は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了し
     ます。

互換性
     join の歴史的なバージョンとの互換性のために、次のオプションが利用可能で
     す:

     -a      デフォルトの出力に加えて、file1file2 の両方のペアにできない行
             ごとに 1 つの行を生成します。

     -j1 field
             file1field 番目のフィールドを結合 (join) します。

     -j2 field
             file2field 番目のフィールドを結合 (join) します。

     -j field
             file1file2 の両方の field 番目のフィールドを結合 (join) しま
             す。

     -o list ...
             join の歴史な実装は、-o オプションに複数の引数を許可していまし
             た。これらの引数は、現在の -o オプションに記述されるように形式
             file_number.field_number でした。これは、1.2 と名前が付けられた
             ファイルの存在で明らかな違いがあります。

     これらのオプションのみが利用可能であるので、歴史的なシェルスクリプトは、
     修正を必要としません、使用されるべきではありません。

関連項目
     awk(1), comm(1), paste(1), sort(1), uniq(1)

規格
     join コマンドは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') に適合しています。

FreeBSD 11.2                     July 5, 2004                     FreeBSD 11.2

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