FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | エラー | 関連項目 | 歴史 | バグ
TRUNCATE(2)            FreeBSD システムコールマニュアル            TRUNCATE(2)

名称
     truncate, ftruncate -- ファイルを指定された長さに切り詰めるか、または拡張
     する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <unistd.h>

     int
     truncate(const char *path, off_t length);

     int
     ftruncate(int fd, off_t length);

解説
     truncate() システムコールによって、path によって指定されるか、または fd
     によって参照されるファイルは、length バイトのサイズに切り詰められるか、ま
     たは拡張されます。ファイルがこのサイズより大きかったなら、余分なデータ
     が、失われます。ファイルがこのサイズより小さかったなら、それは、あたかも
     値 0 でバイトが書き込まれるように、拡張されます。

     ftruncate() システムコールによって、ファイル記述子 fd に裏打ちされている
     ファイルまたは共用メモリオブジェクトは、切り詰められるか、または length
     バイトのサイズに拡張されます。ファイル記述子は、書き込みのために、オープ
     ンしている有効なファイル記述子でなければなりません。ファイル記述子 fd と
     関連したファイル位置ポインタは、修正されません。

戻り値
     成功して終了したときには値 0 を返します。そうでない場合、値 -1 が返され、
     グローバル変数 errno にエラーを示す値が設定されます。修正されるファイルが
     ディレクトリまたは通常のファイルでないなら、truncate() 呼び出しは、効果が
     なく、値 0 を返します。

エラー
     truncate() システムコールは、次の場合を除いて成功します:

     [ENOTDIR]          パス接頭辞の構成要素がディレクトリではありません。

     [ENAMETOOLONG]     パス名の構成要素が、255 文字を越えているか、または、全
                        体のパス名が、1023 文字を越えています。

     [ENOENT]           指定されたファイルが存在しません。

     [EACCES]           検索パーミッションがパス接頭辞の構成要素に対して拒否さ
                        れます。

     [EACCES]           指定されたファイルが、ユーザに書き込み可能ではありませ
                        ん。

     [ELOOP]            パス名の変換で、あまりにも多くのシンボリックリンクに遭
                        遇しました。

     [EPERM]            指定されたファイルに、不変または追加専用のフラグの設定
                        があります、詳細については、chflags(2) マニュアルペー
                        ジを参照してください。

     [EISDIR]           指定されたファイルがディレクトリです。

     [EROFS]            指定されたファイルが、読み込み専用のファイルシステムに
                        存在します。

     [ETXTBSY]          ファイルが、実行されている純粋なプロシージャ (共有され
                        るテキスト) ファイルです。

     [EFBIG]            length 引数が、最大のファイルサイズより大きかった。

     [EINVAL]           length 数が、0 未満でした。

     [EIO]              I/O が inode を更新している間に起こりました。

     [EFAULT]           path 引数が、プロセスの割り付けられたアドレス空間の外
                        側を指しています。

     ftruncate() システムコールは、次の場合を除いて成功します:

     [EBADF]            fd 引数が、有効な記述子ではありません。

     [EINVAL]           fd 引数が、通常のファイルまたは共用メモリオブジェクト
                        ではないファイル記述子を参照しています。

     [EINVAL]           fd 記述子が、書き込みのためにオープンされていません。

関連項目
     chflags(2), open(2), shm_open(2)

歴史
     truncate() と ftruncate() システムコールは、4.2BSD で登場しました。

バグ
     これらの呼び出しは、ファイル中のバイトの範囲が廃棄できるように一般化され
     るべきです。

     ファイルを拡張する truncate() の使用は、移植性がありません。

FreeBSD 11.2                      May 4, 2015                     FreeBSD 11.2

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