FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)

日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索がコンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。

検索コマンド： man apropos whatis
コマンド／キーワード：
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 書式 | 解説 | 終了ステータス | 互換性 | 関連項目 | 規格 | 歴史

CHOWN(8)               FreeBSD システム管理者マニュアル               CHOWN(8)

名称
     chown -- ファイルの所有者とグループを変更する

書式
     chown [-fhvx] [-R [-H | -L | -P]] owner[:group] file ...
     chown [-fhvx] [-R [-H | -L | -P]] :group file ...

解説
     chown ユーティリティは、指定されたファイルのユーザ ID およびグループ ID
     を変更します。引数によって指定されたシンボリックリンクは、-h が使用されな
     いなら、そのまま変更されないままとなります。

     オプションは、次の通りです:

     -H      -R オプションが指定されるなら、コマンド行のシンボリックリンクは、
             たどられ、そのため、コマンドによって影響を受けません。(たどってい
             る間に遭遇するシンボリックリンクは、たどりません。)

     -L      -R オプションが指定されるなら、すべてのシンボリックリンクをたどり
             ます。

     -P      -R オプションが指定されるなら、シンボリックリンクをたどりません。
             これは、デフォルトです。

     -R      単なるファイル自身ではなく、ファイルをルートとするファイルの階層
             構造のユーザ ID およびグループ ID を変更します。``.*'' のようなワ
             イルドカードを使用するとき、親ディレクトリへのハードリンクである
             ``..'' と故意でなく一致してしまうことに注意してください。

     -f      ファイル所有者またはグループを変更するための失敗を何も報告せず、
             そのような失敗を反映するために終了ステータスも修正しません。

     -h      ファイルがシンボリックリンクであるなら、リンク自体のユーザ ID お
             よびグループ ID を変更します。

     -v      chown は、所有者が修正されるように、ファイルを表示して、冗長にし
             ます。-v フラグが複数回指定されるなら、chown は、ファイル名に続い
             て、古い数値ユーザ/グループ ID と新しい数値ユーザ/グループ ID を
             印刷 (表示) します。

     -x      ファイルシステムのマウントポイントは、たどられません。

     -H, -L と -P オプションは、-R オプションが指定されないなら、無視されま
     す。さらに、これらのオプションは、お互いに上書きし、コマンドの動作は、指
     定された最後のものによって決定されます。

     owner と group オペランドは、両方ともオプションですが、1 つは、指定されな
     ければなりません。group オペランドが指定されるなら、コロン (":") 文字が先
     行されなければなりません。

     owner は、数値ユーザ ID またはユーザ名のいずれかです。また、ユーザ名が数
     値ユーザ ID であるなら、オペランドは、ユーザ名として使用されます。group
     は、数値グループ ID またはグループ名のいずれかです。また、グループ名が数
     値グループ ID であるなら、オペランドは、グループ名として使用されます。

     ファイルの所有権は、明らかなセキュリティの理由のためにスーパユーザによっ
     てのみ変更できます。

終了ステータス
     ユーティリティ chown は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了
     します。

互換性
     chown ユーティリティの以前のバージョンは、グループ名を区別するために、
     ドット (".") 文字を使用していました。これは、ユーザ名とグループ名が、ドッ
     ト文字を含むことができるように、コロン (":") 文字に変更されました。

     このシステムの以前のバージョンは、シンボリックリンクには所有者がありませ
     んでした。

     -v と -x オプションは、非標準であり、スクリプトでそれらを使用することは、
     推奨されません。

関連項目
     chgrp(1), find(1), chown(2), fts(3), symlink(7)

規格
     chown ユーティリティは、IEEE Std 1003.2 (``POSIX.2'') に準拠するはずで
     す。

歴史
     chown ユーティリティは、Version 1 AT&T UNIX で登場しました。

FreeBSD 11.2                    April 20, 2015                    FreeBSD 11.2

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